宮城県のほぼ中央、仙台市近郊の黒川郡大和町にある「クリーンプラザみやぎ」。敷地面積(約150ha)の約42%を自然緑地が占める豊かな自然環境の中で、汚泥、燃えがら、ばいじんなどの産業廃棄物の埋立処分を行っている山間埋立の「管理型最終処分場」です。操業開始は昭和54年。その後、二度の拡張を行い、宮城県内から発生又は処理された産業廃棄物を受け入れています。
地元の人たちとの信頼関係を築き上げ、同じ場所で長期間事業を行っている全国的にも数少ない施設と評されています。廃棄物の受入れに当たっては、排出者と直接対応(face to face)を行い、排出業者、搬入廃棄物の情報等を把握し、基準外の廃棄物が搬入されないようきめ細かい対応をとっています。
「クリーンプラザみやぎ」には三つの埋立地があります。第1埋立地と第2埋立地は埋立てが終了しており、現在は第3埋立地が稼働中です。
現在、減量化やリサイクルなどにより廃棄物の処分量は減少していますが、どうしても最終処分しなければならないものが廃棄物として発生するので、引き続き適正管理に努めその役割を担って参ります。
<令和5年4月1日から令和6年3月31日>
第1埋立地(埋立終了) | 第2埋立地(埋立終了) | 第3埋立地(埋立中) |
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〈29万4千平方メートル〉 | 〈19万5千平方メートル〉 | 〈12万4千平方メートル〉 |
昭和54年から埋立てを開始し、平成18年に埋立てが終了しました。 | 平成2年から埋立てを開始し、平成11年に埋立てが終了しました。 | 平成18年から埋立てを開始し、現在に至っています。処理場敷地内の切土場から土を運びこみ、廃棄物へ覆土をしています。 |
埋立方式 | 準好気性層状埋立 |
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処理能力 | 埋立地面積 614,280m2 埋立地容量 10,726,000m3 |
設備の概要 | 調整池堰堤、貯留構造物、地下水集排水設備、遮水工、雨水集排水設備、浸出水集排水設備、浸出水処理施設、下水道放流設備、管理棟、計量棟 |