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浸出水の処理

埋立地からの浸出水は、生物処理及び凝集沈殿処理を行った後に下水道に放流しています。

浸出水(埋立てられた廃棄物が保有する水分や埋立地内に降った雨水が廃棄物層を通過したもの)を速やかに集水し、浸出水処理施設で処理した後に下水道に放流しています。

埋立地内の浸出水集排水設備で集められた浸出水は、各埋立地のポンプピットから浸出水量の調整機能を持った浸出水調整槽に送水されます。その後、浸出水処理施設で生物処理及び凝集沈殿処理を行い、下水道に放流しています。なお、下水道に放流する処理水は常に監視測定を行い、リアルタイムで下水道管理者に報告されます。

また、敷地内にある観測井や周辺の沢や河川の水質モニタリングを行い周辺環境に配慮した管理に努めています。


浸出水集排水設備

浸出水処理フロー

フロー図

浸出水処理施設位置図

①浸出水の集水 ②浸出水調整槽
CIMG0848.jpg
埋立てられた廃棄物の保有水や雨水の浸透により発生した浸出水を速やかに集水するために埋立地内に縦横に張り巡らした浸出水集排水設備を設置しています。 降雨により生じた各埋立地の浸出水を浸出水調整槽に集水します。浸出水調整槽では空気撹拌により水質を均一化し、生物処理・凝集沈殿処理施設に定量送水します。
③生物処理 ④凝集沈殿処理
各水槽に充填した接触材に微生物膜が形成され、微生物のはたらきにより有機物と窒素汚濁物を分解、除去します。 凝集剤等を添加し、浮遊物質やCODを除去します。上澄水のみが放流設備に流下し、沈殿汚泥は汚泥処理設備へ圧送します。
⑤モニタリング  
8.jpg  
下水道に放流する処理水は常に監視・測定を行っています。自主分析をするとともに外部の検査機関で分析も行っています。流量、pH、電気伝導度、CODは機械的に24時間監視され下水道管理者に報告されるようになっています。  

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